仕事場などで使用しているパソコンからサーバへリモートデスクトップ(RDP)接続することがあります。
先日、リモートデスクトップ接続時にエラーとなり「お使いの資格情報は機能しませんでした」と下図が表示されて困りました。
解決するまでに対応した方法を備忘録として、残しておこうと思います。同じように困っている方も参考になると幸いです。
リモートデスクトップ接続時にエラー
リモートデスクトップ接続を行ったときに、いくつかエラーがあるようですが、今回は「お使いの資格情報は機能しませんでした」と表示されて繫がらない場合の対処です。
昨日は出来たのに、なんで今日はなぜ繋がらずダメなのか?何か設定を変更したり、windowsの更新処理をしたわけでもないのに。
接続不具合は突然やってきます。
まずは、今回自分が体験した時の接続環境になります。
接続元OS=windows7
接続先OS=windowsServer2012
他のPCからリモートデスクトップ接続は問題なし。
自分のPCだけ接続できない。なぜ自分のPCだけエラーになってしまったのか?
リモートデスクトップ接続時のエラー対処方法
原因はわからないが、とにかく復旧しなければならない。
どうすればいいのか、ネットでいろいろと調べてみると同じような症状を体験し、様々な対処があることをしりました。
今回の事象に対しては「資格情報マネージャー」の「Windows 資格情報」に登録するというのを見つけて早速試してみました。
①資格情報マネージャー
資格マネージャーはコントロールパネルにあります。
資格マネージャーを選択し、windows資格情報の追加を選択します。
各項目に必要な情報を入力し、再度リモートデスクトップ接続を試してみたら、無事に接続できました。
これ以外にもドメインを入力しないと接続できないこともありますが、設定に依存するので、そのときはドメインを調べてください。
リモートデスクトップ接続時のエラー原因
そもそもの原因がわからない。
なぜ、こんなことが起きたのか、さらに調べてみました。
原因の一つにこのような事象がありました。
リモートデスクトップ接続先(サーバ)側で、ローカルAdmin権限のあるユーザーがユーザー名またはパスワードを変更してしまった場合、リモートデスクトップ接続元(クライアント:ワークグループまたはHome Premium)側で「資格情報を記憶する」にチェックを入れていても、「お使いの資格情報は機能しませんでした」となりリモート接続ができなくなるという事が分かりました。
でも、今回接続出来なくなったのは1台だけだから、この事象とは違うと判断しました。
ちなみに、このときの対処方法は、クライアント側で資格情報をいったん削除し、改めて登録しなおせばOK!
一体何が原因でエラーが起きるのかわからないが、なんとか解決できました。
サーバーに対する知識がある程度あるほうが、トラブル時に対処できると思います。
システム管理者が在籍している大手企業なら、トラブルが発生しても即対処してもらえるだろうが、零細企業では誰かが担うか外部に委託してシステムを管理しなくてはならない。
そもそも外部に委託する費用に原資がないにが零細企業なんですよね。
本来の仕事とシステム管理を担うしかないですが、専門知識があるわけではないので苦労します。
しかし、これだけITが社会に浸透した状態で、誰かがやらないと業務が止まってしまう。
多少の知識がないと、いざというときにとこても困ることになります。自分の周りに詳しい人がいればいいのですが、肝心な時に誰もいない事の方が多い。
そこで、少しでも解決に向けて、何かができるように知識を蓄えておいた方が、全く知識がないよりはいいかなと思います。
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