翌月末日を自動で表示したいときはEOMONTH関数を使いましょう
EXCELで、納品書や請求書、見積書に注文書など事務処理関連の書式を使われている方で、
日付を自動でコントロールしたい場面がありませんか。
例えば、請求書に支払日を設定し、支払日を請求月の翌月末に自動で表示させたり、見積有効期限を3ヵ月後の月末にしたい場合に、いまは手入力で日付を記入していると思います。
面倒なのは、月末日を間違えないようにチェックしなければならないこと。
来月の月末は31日なのか30日なのか、2月なら28日なのか29日なのか。
意外と面倒な日付の表示を簡単にコントロールできたら手間が省けます。
実は、自分も面倒な日付を何度も間違えて、再発行しなければならないことが何度かありました。
こんな間違いがないように月末日付を自動で表示してくれる関数があることがわかったのでシェアしたいと思います。
翌月末日を求めるEOMONTH関数
請求書に記載する支払日を翌月末日に自動で求めることができるEOMONTH関数です。
例えば、セルA1を請求日として2018/10/15と入力します。
次にセルB1を支払期日として、翌月末日を自動で表示したい場合は以下のようにします。
セルB1に次の式を入力します。
=EOMONTH(A1,1)
予め、セルの書式設定で表示形式は日付にしておきましょう。
書式設定が標準のままだと、日付ではなく数字で表示されてしまいます。
設定と関数を間違えなければ、翌月末日になります。
2か月後の月末なら、=EOMONTH(A1,2)と設定すればOK。
=EOMONTH(基準となる日付のセル、指定された月末日)
指定した月末日
0 → 今月末
1 → 来月末
2 → 再来月末
-1 → 先月末
-2 → 先先月末
いろいろな場面で使えると思います。
これで、手入力することがなくなるだけじゃなく単純なミスも起こらなくなります。
ぜひ、憶えておいてください。
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