ここ数年、日本各地で自然災害により多くの人命が犠牲になったり、ケガをしてしまったりすることが多く悲しいニュースが毎年ありますよね。
災害に合われた方や災害から逃れた避難所の様子などをニュース映像でみていると、いつか自分もおなじ境遇にあったときに、冷静に対処できるか、とても不安です。
そこで、災害時に生き延びるために必要なアイテムを考えてみました。
そして、なぜそのアイテムが必要なのか詳しく教えてください。
災害時に準備しておくべきアイテム10選
自然災害が頻発する現代社会において、緊急時の備えは非常に重要です。
適切な準備がなければ、危険な状況での生存や安全確保が難しくなります。
以下は、災害時に必ず備えておいた方がいいアイテム10個と、その理由について詳しく説明します。
1.非常食と飲料水
災害発生時には、ライフラインが寸断されることが多く、食料や飲料水の供給が困難になります。
非常食としては、缶詰、乾パン、レトルト食品などの長期保存が可能なものを選ぶことが一般的です。
そこに、いつも食べている”おやつ”的なものを1つ選んでおきましょう。
というのも、以前避難所でインタビューしている映像に、自宅から持ち出してきたのは、「いつも食べているお煎餅」と回答された女性がいました。
普段食べているものを持っている(食べる)と、非常時から一時的にでも日常に戻れるような感じになれたそうです。
少しでも、非常時の緊張を””いつも食べているもの”で日常を思い出して、落ち着けたそうです。
水については、1人1日あたり2リットルを目安に、家族全員分を準備することをお勧めします。
これにより、数日間の緊急時にも対応できるようになります。
2.救急セット
怪我や病気に対処するためには、救急セットが必要です。
絆創膏、消毒液、包帯、鎮痛剤、指示書などを含む救急セットは、基本的な応急処置を行う際に役立ちます。
災害時には医療機関へのアクセスが難しくなることもあるため、家庭内で手当てを行う準備をしておくことが大切です。
3.懐中電灯と予備電池
停電が発生する可能性があるため、懐中電灯やランタンの準備が必須です。
また、電池の予備も用意しておくことで、長時間の使用に耐えられます。
懐中電灯は安全を確保するための重要なアイテムであり、夜間や暗闇での行動には欠かせません。
家庭内で電池を必要とするアイテムは、できるだけ同じ形の電池でそろえておくといいと思います。
こっちの懐中電灯は単3だけど、携帯ラジオは単2だったりとそれぞれを用意し、それぞれを持ち出さないといけませんが、1つの統一しておけば単3なら単3だけ持ち出せばいいので、いざという時に慌てずにすみますね。
4.バッテリー充電器(モバイルバッテリー)
スマートフォンや携帯電話の充電が必要ですよね。
緊急時には、情報収集や連絡手段として携帯電話が重要な役割を果たします。
バッテリーが切れると、非常時のコミュニケーションが困難になるため、充電器やモバイルバッテリーを準備しておくことが重要です。
5.マスクと手指消毒剤
災害時には、ほこりや煙、感染症のリスクが高まります。
マスクを着用することで、呼吸器系の保護ができます。
また、手指消毒剤は、衛生状態を保ち、感染症の予防に役立ちます。
特に多くの人が集まる避難所では、感染症対策が重要です。
数年前までコロナ感染予防で、ほぼ100%近くマスクをしていた日常から、今ではマスクしている方が珍しくなってきましたが、いざという時のために常備しておきましょう!
6.防寒具と雨具
災害時の気象条件は厳しくなることが多く、寒さや雨から身を守るための防寒具や雨具が必要ですね。
特に冬場や梅雨の時期には、防寒具としてのダウンジャケットや毛布、雨具としてのレインコートや傘を準備しておくことで、体調を維持することができます。
ユニクロさんでヒートテックなど、軽くてかさ張らない衣類もたくさんあるので、用意しておきましょう。
夜間や避難している場所によっては、夏場でも寒いことはあるので常に用意しておくといいでしょう。
7.重要書類のコピー
災害時に重要な書類が失われると、後々の手続きに支障をきたします。
保険証、免許証、通帳などの重要書類のコピーを防水袋に入れて保管することで、万が一の際に必要な情報を確保できます。
これにより、避難所での生活や復旧作業がスムーズに進むでしょう。
これは、友人から言われてハッと気が付きました。
確かに、非常用のものだけじゃなく、生命にかかわる書類があれば、いざという状態でも手続きがスムーズに行えますね。
8.携帯用トイレ
避難所や自宅が利用できない場合に備えて、携帯用トイレの準備が必要です。
特に長期間の避難生活を強いられる場合、衛生面でのトラブルを防ぐために、簡易トイレや防臭袋を持参しておくと安心です。
これにより、体調管理や衛生状態の維持が可能になります。
個人的な話になりますが、50歳を超えまもなく還暦を迎えようという年齢になると、とにかくトイレが近いんですよ。
個人的に、携帯トイレは非常に重要なアイテムです。
9.防災ラジオ
災害発生時には、公式情報の入手が重要です。
防災ラジオは、災害情報や避難指示を受け取るためのツールであり、電池式や手回し式のものが便利です。
ラジオを通じて、最新の情報を把握し、適切な行動を取ることができます。
スマホでradiko(ラジコ)でも聞けるかもしれませんが、通信状況によっては全く機能しない可能性が高いです。
より正確な情報を得るためにもラジオは必要不可欠です。
ただし、かさ張ってしまうので無理せずにしましょう。
これは余裕があれば持って逃げましょう
10.多用途ナイフ
非常時には、食料の調理や簡単な修理作業が必要になることがあります。
多用途ナイフは、これらの作業をスムーズに行うための便利なツールです。
切る、削る、開けるなどの基本的な機能を備えたナイフは、災害時の様々な状況で役立ちます。
ただし、普段は携帯しない方がいいと思います。
災害時の必須アイテム まとめ
以上のアイテムを準備し、常に災害時の備えを整えておくことが、家族や自分自身の安全を守るためには重要です。
各アイテムの役割を理解し、実際の災害発生時に冷静に対処できるよう、日頃からの備えを怠らないようにしましょう。
いざという時に慌てないためにも、家族で話し合ったり持ち出すアイテムを確認しておくといいでしょう。
何よりも、このアイテムが災害時に使われないこと、用意が無駄になったというのが一番ですね。
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