フリーアドレス制ってなに?いまさら聞けないので調べました。
突然ですが、ある記事を読んでいたら「フリーアドリス」って言葉を見つけました。
また、新しい言葉が出てきたなと思いつつも、一体何なんだろうとグーグル先生に聞いてみたが、見つからない。
むしろ「フリーアドレス」がわんさか出てきた。
なんとなーく知っているようで、実はよく理解できていないフリーアドレス。
アドリスもアドレスもどちらもフリーが出てくるが、調べてみた感じでは、フリーアドリスってフリーアドレスと書くところを間違えてフリーアドリスって入力してネットの記事にしてしまったのではないか?
そこで、わんさか出てきたフリーアドレスをついでに調べてみたんです。
フリーアドレスってなに?
答えは、「自由な席」。あれ?わかりにくいですか?
例えば、学校や会社とかって自分の座るべき席って決まっているじゃないですか。
フリーアドレスは、自分が座る席が決まっていないので、会社に出社してから今日座るべき席が分かるようにシステムが組まれている。
そんなイメージです。
そこで気になるんですが、自分の荷物とか仕事仲間とのコミニケーションとかどうなっているか。
嫌いな上司と毎日顔を合わせなくてすむのはいいかもしれませんが。
調べていく中でフリーアドレスを運用している実態をまとめておきました。
フリーアドレスを運用するメリット
フリーアドレス制を取り入れている会社のメリットを拾い集めていました。
・省スペースになった
・交流が無かった人たちとの輪が広がった
・職場が綺麗になった
このような意見を多く見かけました。
省スペースになったとは、どういったことなのかと言うと、営業職の方たちは日中に会社に居ないので、その分の机は必要はありません。
でも、戻ってきたときに机が必要ですが、営業が戻ってくる頃には、事務職系の方は退社しているので机が空いています。
その空いたスペースに座ればいいわけです。
100人の会社で、毎日100人が事務所に定時内に居ることは少ないです。
誰かしらが、外出などしていれば、その分は空きスペースです。
その空きスペースを見越して、机を配置しておけば省スペースになります。
交流が無かった人たちとの輪が広がった
自分が在籍している部署の方とは、仕事のやり取りがあるので交流はあります。
ただ、他の部署の方だと、なかなか交流する機会がありません。
でも、フリーアドレスにするとことで、外勤職と内勤職の方が隣同士になる日があれば、いままで交流が無かった方と、コミニケーションが増えていきます。
それにより、新しいアイデアや新たな物の見かたが起きます。
職場が綺麗になった
座る場所が決まっていないと言うことは、自分の荷物は最小限に抑えて置かなければならないわけですよ。
最低限の荷物を置く場所(ロッカー)があれば、机の上や下に物を置くことが出来なくなるので、余計なものがなくなるのでいいことだと思います。
フリーアドレスで、一番いいと思ったのは「職場が綺麗になる」ということだと思います。
机の上も下も書類や荷物でいっぱいな人が居ますが、個人的に嫌いです。
片付けが出来ないとだらしなく感じます。
フリーアドレスを運用するデメリット
・席の固定化
・結局、毎日同じ場所になってしまう
・IT投資
フリーアドレスにすると逆に不便な方や、フリーアドレスにしたのに運用が中途半端なために毎日同じ場所に座っていて定位置となっている。
席の固定化
気に入った場所などがあれば、毎日その席に座りたいと思う人もいれば、いちいち面倒だと感じて毎日同じ場所に座り続けて、いつの間にやら固定化してしまい、フリーアドレスが形骸化してしまうこともあります。
やはり本来の目的をフリーアドレス導入前に周知徹底しておく必要があります。
機密文書などを扱う部署には不向き
フリーアドレスには不向きな部署もあります。例えば機密文書などを扱う部署の方は、落ち着いた環境で仕事をすることを望んでいると思います。
様々な文書を扱っているのに、毎日席が替わってしまうと逆にやりずらいでしょう。
IT投資
フリーアドレスになれば、パソコンもデスクトップ型からノート・モバイル型にシフトしなければなりません。
また、ネットワークも有線から無線への切り替えや管理も必要になります。
新たな管理者や、機器類への投資も必要になってきます。
まとめ フリーアドレス
フリーアドレスってなんかよさそうと思いますが、全てにおいてよいわけではなく、不都合な方もいるわけです。
導入すれば、いろいろとお金も掛かりますから、しっかりと検討しないと導入後に失敗をしてしまいます。
失敗から学べば良いのですが、日本の会社は「失敗を許さない」「失敗したらもう終わり」的な感じもあるので慎重になって
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