50年も生きてると、いろいろと捨てていかないといけないと思う。
まあ、何を捨てるのかにもよりますが。
テレビで見る、ごみ屋敷を扱う報道などを見ていると、なんだか住人の気持ちもわからなくも無い。
物であふれかえる家をテレビで移し、住人にインタビューし、「なぜこんなひどいことになってしまったのか?」って聞いてます。
それって、心の病気のような気がしてならない。
どんなに片づけがへたくそな人でも、あんなひどい事にはならない。
勝手に命名!心のごみ屋敷
気持ちの整理が出来ていないことなど、何かが乱れているから、一部の歯車が回らなくなってしまい、家中がごみだらけになってしまうのではないか?
たった一つのきっかけかが、他人から見たらひどい惨状のように見える状態を作り出している。
心のバランスが取れている人には、きっと理解できないことだと思う。
中高年は陥りやすい
例えば、中高年男性の場合。
長年連れ添った奥様に先立たれてしまい、家の中に一人取り残されてしまうとどうなるか。
既に定年していて、近所付き合いもほとんど無い場合に、奥様だけが唯一の繫がりだったとすると、その繋がりが切れてしまう。
いままで保ってきた心のバランスが崩れてしまい、今までなら出来ていたことが出来なくなってしまったのだと思う。
この心のバランスが崩れると、心の中にごみ屋敷が出来てしまうと考えています。
普段は、インプットされた情報を、何かしらの形でアウトプットしています。
聞いたことや見たことを誰かに伝えたり、ネットでつぶやいたりします。
必ず、誰かと関わっています。
情報を吐き出すことで、改めて自分に必要な情報なのか不要な情報なのかを判断していると思います。
特に、必要な情報は誰かと共有したいと思うはず。
あまり必要としない情報は忘れていきます。ちゃんとごみ箱に捨てているんです。
でも、心のバランスが崩れてしまうと、アウトプットが上手くいかず、心のごみ箱に捨てることが出来ないので、どんどんたまってしまう。
ますますバランスが悪くなる。その心を映し出したのが、誰の目にもわかる「ごみ屋敷」なのではないでしょうか?
でも、バランスが崩れた形としてわかるからいいけど、誰にもわからないようなことになると、もっと厄介だと思う。
じゃ、こうならないためにはどうしたらいいのか?
捨てること!それにはパートナーが必要
パートナーがいることで、心のバランスが保たれると思います。
自分が見たこと聞いたことを、何気にパートナーに伝えることで、心の整理ができ不要なものは捨て去ることが出来ます。
もちろん、話す内容を考えてからパートナーに伝えましょう。考えることは心の整理が出来ることと、言葉を選ぶことで、パートナーに対する配慮も出来ると思います。
そして、パートナーからの話も十分に聞いてあげましょう。
お互いが必要ことと不必要なことを整理して、捨てるものをしっかり捨てることで心のバランスが保てるのではないでしょうか。
パートナーいないけど問題ないよと言う方
パートナーがいなくても、バランスが保てている方のほうが多いと思います。
いまは結婚されない方が多くいますし、特定のパートナーを持たない方も大勢います。
でも、必ず心のより所を持っているはずです。
それが趣味であったり、習い事であったりとそれぞれではありますが、何かしらより所はあります。
趣味であれば、それを極めたり、極めるために情報を集めて形にしたりします。
インプットとアウトプットを趣味や習い事を通じて行っているから、必要ではないものは捨てることが出来るんです。
でも、趣味で作った作品だったり、習い事の成果って誰かに見て欲しくありませんか?
絶対誰にも見せない!と言葉でいいつつも、その作品や成果を褒められたらうれしくありませんか?
一番身近な人に褒められるとうれしくないですか?それがパートナーだと思います。
あくまでも個人的な見解ですが、要するに人から認められることってとても大事だと思うんです。
批判を受けることも、他人から認知されているので、これも大事です。
結局、一人では淋しすぎます。
寂しくないはウソだと思う。
だから、パートナーがいる人は、パートナーに感謝し、パートナーがいない人は見つけましょう。
とはいえ、いまさらパートナーなんていつけられないよ、が本音だと思うので無理しなくてもいいですよ。
ただし、他社との繫がりだけは維持しておきましょう。
それこそが、心のバランスを保ち、心のごみ屋敷状態を防ぐことができます。
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